【プロが教える】中古戸建て購入時の流れは?注意点もご紹介!

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【プロが教える】中古戸建て購入時の流れは?注意点もご紹介! 【プロが教える】中古戸建て購入時の流れは?注意点もご紹介!

マイホーム購入に際し、中古戸建てを視野に入れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

新築と中古戸建ての購入の流れは異なります。事前に引き渡しまでの一連の流れを把握しないと、購入が遅れたり、トラブルが発生したりする恐れも。また、なかには「まず何からするべきか分からない」といった方も少なくないと思います。

そこで本記事では、中古戸建ての購入の流れや注意点についてご紹介いたします。併せて、購入の成功事例やよくある質問にもお答えいたしますので、ぜひご参考になさってください。

なお、弊社は三次市周辺に中古戸建てを取り扱い、お客様の住まい探しをお手伝いしております。どれくらいの費用がかかるのか、希望する物件はあるのかなど、まずはお気軽にご相談ください。

目次

中古戸建て購入の流れ

中古戸建て購入の流れ

購入前に一連の流れを把握することで、引き渡しまでスムーズに進められます。以下が、中古戸建て購入の一連の流れです。

  • 中古戸建ての情報を収集
  • 気になる物件の内覧
  • 購入の申し込みをする
  • 住宅ローンの事前審査を受ける
  • 売買契約の締結
  • 住宅ローンの本審査を受ける
  • 決済を済ませて引き渡し

下記では、それぞれのステップについて詳しくご紹介いたしますので、ぜひご参考になさってください。

中古戸建ての情報を収集

最初に行うべきステップは中古戸建ての情報収集です。理想の物件を見つけるための基盤となるため、しっかりと行いましょう。

情報収集は希望する地域の不動産会社に直接出向いたり、不動産会社のホームページを活用したりするのがおすすめです。これにより、多様な物件情報を効率的に比較・検討することができます。また、地域情報を熟知した不動産会社に相談することで、インターネット上にない情報も得られます。

地域の中古戸建ての相場も事前に調べておくと、予算が決めやすく物件の選択もしやすくなりますよ!

気になる物件の内覧

気になる中古戸建てが見つかれば、内覧を行いましょう!実際に物件を訪れることで、写真や広告だけでは分からない詳細を確認できます。

「近隣住民の雰囲気」や「騒音の有無」などは確認ポイントです。併せて、部屋の広さや日当たり、収納スペースなどが十分かどうかも確認します。

壁や天井のひび割れ、床の傾きなど、構造的な問題も忘れずにチェックしておきましょう。気になる点や不明点があれば、その場で不動産業者に質問すると安心です。内覧は購入決定の大きな判断材料となるため、妥協せず時間をかけるのが賢明です。

購入の申し込みをする

気に入った中古戸建てが見つかったら、不動産会社に対して購入の意思を伝え、申し込みを進めます。

この際、「購入申込書」を提出するのが一般的です。購入申込書には、購入希望価格や支払い条件、引き渡し希望日などを記載します。同時に、購入意思の本気度を伝える「申込証拠金」を支払うケースもあります。

なおこの段階では正式な契約を取り交わしているわけではないため、購入を撤回することも可能です。

住宅ローンの事前審査を受ける

住宅ローンを組む場合、事前審査を受けるのがほとんどです。審査にかかる期間は、数日から1週間程度が目安とされています。

金融機関が信用力や返済能力を評価し、「借入の可否」や「借入可能な金額の目安」を提示します。金融機関によっては、金利や返済期間などが異なることもあるため、ご自身のライフプランに合った選択をしましょう。

事前審査はあくまで仮の評価です。後述しますが、本審査はより詳細に行われるため、事前審査での結果が最終決定ではありません。

売買契約の締結

売買契約を締結する際は、「重要事項説明」を受けます。

宅地建物取引士が重要事項説明書を使って物件の詳細を説明し、内容に相違がないか確認します。売買契約は簡単に解除できないため、不明点があればその場で解消し、納得したうえで契約を進めましょう。

内容に問題なければ頭金や手付金を支払い、契約が正式に成立します。手付金にもいくつか種類があり、ご自身が不利にならないよう事前に不動産会社に確認しておくと安心です。

住宅ローンの本審査を受ける

先述したように、本審査では事前審査より詳細な情報が求められます。

収入や勤務先、信用情報、物件の評価額などが慎重に精査されます。事前に必要書類をきちんと準備し、銀行や金融機関の指示に従って、なるべく早く対応しましょう。

住宅ローンを組む場合、団体信用生命保険に加入するケースが多く、加入できない場合はローン審査の障害になることもあるので注意が必要です。

そして、本審査の結果が出るまで、どれくらいの期間がかかるのかも事前に確認しておきましょう。引き渡しの日程に影響を与える可能性があるため、事前に余裕を持ったスケジュールを立てることが推奨されます。

決済を済ませて引き渡し

住宅ローン本審査が承認されると、残金の決済を行い、物件を引き渡してもらいます。

通常、この決済と引き渡しは同時に行われます。高額な取引になるため、事前に指定された銀行の口座に振込むことが一般的です。決済が完了すると物件のカギが渡され、所有権も正式に移転します。「所有権移転登記」は、司法書士に代行してもらうのが一般的で、別途費用がかかります。

このように引き渡し日は、決済だけではなく、手続きなどの作業もあるため、司法書士や不動産会社、金融機関の担当者などが同じ場所に集まることも珍しくありません。

中古戸建て購入時の注意点

中古戸建て購入時の注意点

中古戸建て購入後に後悔しないよう、注意点を事前に把握しておきましょう。
注意するべき点はいくつかありますが下記の4点はとくに見落とさないようにするといいです。

  • ホームインスペクションを受ける
  • 費用を明確にして資金計画を立てる
  • 引き渡しまでのスケジュールを立てる
  • 補助金の対象になるかどうか確認する

ホームインスペクションを受ける

中古戸建てを購入する際は、ホームインスペクションを受けるのがおすすめです。

ホームインスペクションとは住宅診断士が住宅の構造や設備の状態を詳細に調査し、目には見えない瑕疵を明らかにしてくれるサービスです。外観がきれいな中古戸建てでも、構造に問題があることは珍しくありません。しかし、ホームインスペクションを受けることで、購入前に物件の状態を把握でき、予期せぬ修繕費用を防げます。

また、購入後に起きるトラブルも防止できます。

費用を明確にして資金計画を立てる

物件価格だけでなく、さまざまな費用を考慮して資金計画を立てるのが重要です。

必要な初期費用として、仲介手数料、登記費用、火災保険料、ローン手数料など挙げられます。これらは物件価格の5%〜10%程度になることが一般的です。

購入後に必要となるリフォーム費用も見逃せません。中古戸建ては新築と異なり、修繕が必要になる可能性が高いです。事前にリフォーム業者に見積もりを依頼し、予算を組んでおきましょう。

さらに、購入後に発生する固定資産税や都市計画税も考慮する必要があります。これらの税金は毎年支払う必要があるため、長期的な資金計画に組み込むのが賢明です。

引き渡しまでのスケジュールを立てる

中古戸建て購入には多くのステップがあり、それぞれに期限や期日があります。曖昧なスケジュールだと、トラブルが発生したり、住宅ローンの手続きに支障をきたしたりする可能性があります。

まずは、購入申し込みから売買契約の締結までの期間をしっかりと確認し、必要な書類や情報を事前に準備しておきましょう。住宅ローンの手続きは時間がかかることもあるため、金融機関とのやり取りは早めに始めることが望ましいです。

ホームインスペクションを実施する場合、そのタイミングもスケジュールに組み込む必要があります。結果次第で、必要な修繕や価格交渉が発生することもあるため、これを見越して日程を調整しましょう。

補助金の対象になるかどうか確認する

中古戸建てを購入する際には、補助金の適用条件を事前に確認することが重要です。

補助金を利用することで、購入費用を大幅に軽減できる可能性があります。たとえば、住宅ローン減税や、特定のリフォームを行った場合に適用される補助金など、多くの制度があります。しかし、それぞれの制度には適用条件が細かく設定されているため、事前に条件をしっかりと確認し、該当するかどうかを把握する必要があります。

また、自治体ごとに独自の補助金制度を設けている場合もあるため、地域の制度もあらかじめ調べておくと良いでしょう。

中古戸建て購入の成功事例

中古戸建て購入の成功事例

中古戸建て購入の成功事例をご紹介いたします。

希望条件で物件を購入できた

立地や価格、物件の状態をしっかりと見極めたうえで購入を決断された事例です。

当初、新築も検討されていました。しかし、希望エリアで中古戸建てを見つけ、リフォーム費用を含めて予算内で収まることが分かり、購入に至りました。購入後は、ご自身の好みにリフォームを施し、快適な生活を実現されています。

このように、中古戸建てでも希望条件を満たす物件を選ぶことで、理想の住まいが手に入ります。

住宅ローンの返済負担を軽減できた

住宅ローンの返済負担を軽減できた成功事例もあります。

物件価格が比較的低い中古戸建てを選んだことで、住宅ローンの借入額を抑えたケースがあります。新築よりもコストを抑えられる中古戸建てを選択し、さらに頭金を多めに用意することで月々の返済額も軽減しました。

また、金利の低いローンを活用することで、総返済額の負担を最小限に抑えることができ、家計に余裕も生まれたそうです。

中古戸建て購入のよくある質問

中古戸建て購入のよくある質問

中古戸建ての購入に頭金は必要ですか?

中古戸建ての購入時に頭金は必須ではありません。
ただし、頭金があるとローンの借入額を減らすことができ、毎月の返済額や総利息を軽減できます。

リフォーム費用はどのくらいかかりますか?

購入後にかかるリフォーム費用は築年数や劣化の度合いによって異なります。内装だけでなく水回りや外壁なども含めたリフォームが必要になることもあります。

なお、中古戸建て購入後に必ずしもリフォームが必要というわけではありません。比較的築浅の物件を選ぶことで、リフォームせずにそのまま入居できることもあります。

物件は何件見て購入を決めるべきですか?

お客様によってさまざまです。1軒目で決める方もいれば、何軒見てもなかなか決められない方もいらっしゃいます。

弊社は、納得のいく物件を見つけるお手伝いをいたします。ご相談時や内覧時に、少しでも気になる点があればお気軽にご質問ください。

新しい暮らしを
心から
楽しんでいただけるよう
サポートします!

不動産相続のお悩みは株式会社ジオへお任せください

お客様が安心してお部屋探しができるよう、常に同じ目線に立って問題解決に努め、理想のお部屋が見つかるようにお客さま一人ひとりのご要望をヒアリングし、三次市の物件をピックアップ、妥協のないお部屋探しのサポートに務めてまいります。
またご案内から契約まで基本的に代表の三原が一貫して行いますので安心してお任せください。

弊社は三次市三次町で、とても立派な町家にご縁をいただき店舗をかまえました。
オーナー様の思いでリフォームされた町家です。たくさんの方にこの町家を知っていただきたいと思っておりますので、 是非不動産の要件がなくてもお気軽にお立ちよりください。時々、留守をしていることもあると思いますが皆さんのお越しをお待ちしております。

三次市の中古戸建てのことならさくらプランニングにお任せください!三次市に根差したプランニング、新しい暮らしのお手伝をいたします。

まとめ

中古戸建て購入の流れ

  • 中古戸建ての情報を収集
  • 気になる物件の内覧
  • 購入の申し込みをする
  • 売買契約の締結
  • 住宅ローンの本審査を受ける
  • 決済を済ませて引き渡し
中古戸建て購入時の注意点

  • ホームインスペクションを受ける
  • 費用を明確にして資金計画を立てる
  • 引き渡しまでのスケジュールを立てる
  • 補助金の対象になるかどうか確認する
三原やすこ 三原やすこ
三原 やすこ
■資格
宅地建物取引士
■出身地
広島県

女性目線での住まいのアドバイス、新しい暮らしのサポートさせていただきます。また「古いものを新しいスタイルで暮らす 」、そんなご提案をお届けしたいと思っております。

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