
ソファはどう選ぶ?構造・生地の種類や選び方のポイントを解説

新居に置くソファを購入したいけど、何に気を付けて選んだら良いかわからずお困りの方はいませんか。
満足のいくソファを選ぶなら、ソファの構造や生地に関する知識を深め、チェックポイントを事前に踏まえることが大切です。
今回は、ソファの選び方として重要な構造と生地の特徴、そして選び方のポイントを解説します。
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ソファの選び方①ソファの構造をチェック

ソファの構造は座り心地の良さに影響をおよぼす重要なポイントのひとつです。
ソファの内部構造は基本的に、衝撃吸収性を持つベースを組み込んだフレームがクッション材で覆われています。
ベースとクッション材が異なるとソファの座り心地が異なるため、選び方においてベースおよびクッション材の確認は欠かせません。
ソファの構造1.ベースの特徴と選び方
ベースは、ソファの耐久性や弾性に影響を与える要素です。
主に「S字スプリング」と「ウェービングベルト」の2種類に大別されます。
S字スプリングは、連結棒を使用してS字の形をしたバネどうしを連結させたタイプのことです。
座面は山型に張っており体重をかけても深く沈まず、腰にかかる負担は少ないでしょう。
S字型のバネは鋼製で耐久性に優れている一方、弾性はあまりない印象です。
座面が薄く軽量な設計を実現でき、さまざまなデザインのソファが多いタイプでもあります。
ウェービングベルトは、ゴムを巻いた糸をベルトのように編み込み、格子状にフレームの表面に張ったタイプです。
静音性が高く腰を下ろしてもベースがきしまず、弾力もあるため十分な耐久性が期待できるでしょう。
糸とゴム製で経年劣化にともなうサビも生じません。
ソファの構造2.クッション材の特徴と選び方
クッション材はソファの座り心地を左右するポイントであり、快適性に直結します。
基本的に「ウレタンフォーム」と「コイルスプリング」そして「ポケットコイルスプリング」の3種類に大別できます。
ウレタンフォームとは、硬質なチップフォームの上に軽やかな軟質フォームをセットした構造のクッション材です。
ソファに使われているクッション材としては数が多く、実際に座ったことがある方は比較的多いでしょう。
ちなみに、原料を型に流し込んで形成するモールドウレタンフォームも、ウレタンフォームと同じタイプのクッション材です。
コイルスプリングは、渦を巻くような形状のバネを連結させたタイプです。
弾性に優れており、座ってもふかふかとした質感があるため、座り方を変更しても無理のない姿勢をキープできるでしょう。
使い始めから長きにわたって耐久性が持続する点もコイルスプリングの特徴で、寝具ではマットレスに使われるケースもあります。
ポケットコイルスプリングは、袋に入れたバネをお互い連結させない状態でセットしたタイプのクッション材です。
一つひとつのコイルが体を支えてくれるため、体の表面にソファがフィットするような快適な座り心地を実感できます。
コイルスプリングと違ってコイル自体が独立していて弾性も良く、腰を下ろすとやわらかに体が沈み込みます。
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ソファの選び方②ソファの生地をチェック

肌に触れたときの質感や見た目の印象が変わるのが、ソファの生地です。
生地は主に「ファブリック」と「レザー」の2種類で、さらにレザーは「本革」と「合成皮革」に大別されます。
ソファの生地1.ファブリックの特徴と選び方
ファブリックは日本語で布を指し、生地を色染めしているため、豊富なバリエーションからインテリアや好みに合うカラーを選択できます。
通気性も良いため、生地やソファ内部に湿気がこもりにくく、1年をとおしてさらさらと快適な質感が持続します。
ソファの生地では良心的な価格で販売されているケースが多く、リーズナブルな生地をそろえて気分に合わせて取り替えたいときに役立つでしょう。
一方で摩擦に弱く、何度も座ったり体を預けたり姿勢を変えたりするうちに表面が擦れて生地が傷むことがあります。
水に濡れた部分はシミになりやすく、使い続けるとホコリや汚れが付着するため、ダニ対策も必要です。
ファブリック生地の選び方としては、丸洗い可能なタイプや撥水加工されているタイプにするとお手入れが楽になり使いやすいでしょう。
ソファの生地2.合成皮革の特徴と選び方
合成皮革の生地は合成樹脂とファブリックを組み合わせたものを指し、別名「人工皮革」や「ソフトレザー」と呼ばれることもあります。
本革さながらの高級感ある質感が特徴で、手軽に加工でき量産しやすいことからリーズナブルな価格で販売されているケースが多いです。
染色も容易でカラーバリエーションも多く、ほかのインテリアとのバランスを考えたコーディネートにも適しています。
ホコリやダニに強く、汚れと水分が表面に付着しても速やかに拭き取ればお手入れ完了です。
ただし経年劣化による傷みには弱く、通気性も若干弱い点は合成皮革の欠点といえるでしょう。
お手入れの手軽さや種類の多さに魅力を感じる方におすすめです。
ソファの生地3.本革の特徴と選び方
ソファに使用される本革生地は基本的に牛の皮が多く、しっとり滑らかな質感が特徴です。
ファブリックや合成皮革よりも耐久性に優れており、使い込むほどに風合いに深みが増す経年変化が楽しめます。
もし水をこぼしてもすぐに拭き取れば汚れになりにくく、ホコリや汚れなども付着しにくいです。
通気性が良くムレにも強い反面、高価格であることが多いため、コスト面では難ありといえるでしょう。
お部屋に高級感をプラスしたい方、長期にわたって使い続けたい方に適した生地です。
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ソファの選び方③ソファを購入するポイント

ソファの選び方においては「使用目的」と「機能性」そして「搬入経路」が重要なポイントです。
選び方のポイント1.ソファは目的で選ぶ
ソファの選び方に迷ったら、ソファをお部屋に置く目的に合わせましょう。
家族団らんの場にしたいなら人数に適したサイズのソファがおすすめです。
ワンルームのお部屋にはコンパクトなサイズのソファが、間仕切りとしても活用するのであれば適度に背もたれが高いソファが適しています。
脚を伸ばしてくつろぎたいときはオットマンがセットのソファやL字型のソファにすると良いでしょう。
選び方のポイント2.ソファの機能性で選ぶ
市販のソファには優れた機能を兼ね備えたタイプも数多くあります。
たとえば座面の下に引き出しが付いたソファは、ブランケットや各種リモコン、ブルーレイディスクなどの収納スペースとして活躍します。
フルフラットタイプのソファはベッドとしても使用できるため、ベッドを設置するスペースを省いてお部屋を広く活用できるでしょう。
腰を下ろしてゆったりとくつろぎたい方は、サイドテーブル付きソファを選ぶと、ドリンクや雑誌、スマートフォンなどを手元に置いたままリラックスできます。
選び方のポイント3.搬入経路を確認
ソファを搬入するには玄関や廊下などを通過することになるため、搬入経路の幅と高さを確認する必要があります。
もしドアや廊下よりもソファのほうが大きいとお部屋まで搬入できず、ベランダから運び込むなどの対応を選択せざるを得ません。
ドアや廊下の高さと幅はもちろん、エレベーターの奥行きや曲がり角の有無を確認してからソファを選びましょう。
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まとめ
ソファの構造は主にベースとクッション材からなり、それぞれ耐久性や座り心地に影響します。
生地は価格で選ぶならファブリック、お手入れしやすさを優先すれば合成皮革や本革が良いでしょう。
ぜひ設置の目的や機能性などのポイントを踏まえたうえでソファを選んでみてください。
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