ダイニングテーブルの選び方!3つのポイントに分けて解説

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ダイニングテーブルの選び方!3つのポイントに分けて解説

結婚したため夫婦で新居に住みたい、家族が増えたため広い家に住み替えたいなど、引っ越しをする理由の多くは、家族構成やライフスタイルの変化によるものです。
そのため、引っ越しの際には、家具も生活に合わせて新調したいという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、家具のなかでもダイニングテーブルのおすすめの選び方を、3つのポイントに注目して解説します。
引っ越しを機に、家具の購入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

ダイニングテーブルの選び方①:サイズの考え方

ダイニングテーブルの選び方1:サイズの考え方

ダイニングテーブルの選び方として注目したいポイントは、「サイズの考え方」「天板の形状」「脚の形状」の3つです。
まずは、どれくらいの大きさのものを選べば良いのか、ダイニングテーブルのサイズの考え方について解説します。

理想のサイズを知る

家族構成に合わせて、ダイニングテーブルの理想のサイズを検討するために、1人当たりどれくらいのスペースが必要なのかを知る必要があります。
1人当たりの理想的なサイズは、幅60cm、奥行40cm だといわれています。
したがって、このサイズに家族の人数をかければ、どれくらいの大きさのダイニングテーブルを設置すれば良いかがわかるのです。
しかし、ダイニングテーブルに並べる食器の数が多い場合もあるでしょう。
また、食事以外にダイニングテーブルを使うことも考えられます。
したがって、理想のサイズに単純に人数をかけた大きさより、少し余裕がある大きさのものを選ぶことが大切です。
目安としては、たとえば2人用なら幅80㎝~100㎝、奥行80㎝~100㎝のテーブルを選べば、向かい合わせに座って食事ができます。
4人用の場合は、幅120~㎝~150㎝、奥行80㎝~100㎝のものを選んで、2人ずつが横並びに座るような使い方が一般的です。

空間に合うかどうかを考える

ダイニングテーブルのサイズが決まったら、部屋に置いたときに窮屈にならないかどうかを考えることも大切です。
たとえば、椅子を引くためには、壁とのあいだにスペースが必要です。
目安としては、ダイニングテーブルから壁までは60㎝~90㎝の距離をとると良いでしょう。
また、椅子に座っている家族のうしろに、通り道として椅子から60㎝~90㎝のスペースが必要です。
このように、ダイニングテーブルのサイズを決める際には、家族が揃って食事をするときに使い勝手が良い広さであることと、空間が窮屈にならないことを考えましょう。

ダイニングテーブルの選び方②:天板の形状

ダイニングテーブルの選び方2:天板の形状

ダイニングテーブルの形状には、さまざまな種類があります。
どの形状を選ぶかによって、使い勝手や空間の雰囲気が違ってくるため、それぞれの特徴について把握しておきましょう。
そこで次に、2つ目の選び方のポイントとして、天板の形状について解説します。
天板の形状には、主に以下のような種類があります。

●長方形
●丸形
●だ円形
●伸長型


それぞれの特徴とメリット・デメリットについて見ていきましょう。

長方形

長方形は、使い勝手が良く、室内に設置しやすい点が大きな特徴です。
スペースを広く使えるため、食器の数が多い場合にも向いています。
また、4人用のダイニングテーブルでも、長方形の短い辺に椅子をプラスできる配置にすれば、来客の際にも一緒に食事を楽しむことができます。
ただし、長さが長ければ長いほど、空間が狭く感じるというデメリットもあるため、サイズを慎重に選ぶようにしましょう。

丸形

丸形は、中心に向かって座ることになるため、コミュニケーションをとりやすい点が大きな特徴です。
圧迫感がなく、空間も広く感じるでしょう。
そして、ダイニングをカジュアルな雰囲気にしたい方にもおすすめです。
しかし、テーブルを壁につけるような設置の仕方はできないため、ダイニングにある程度の広さが必要です。
また、食器などをテーブルの中心のほうにしか置けない点も、使い勝手が悪いと感じる場合があります。

だ円形

だ円形は、長方形と丸形をミックスした形状です。
ダイニングがやわらかい雰囲気になり、圧迫感も感じにくい点がメリットです。
しかし、角がない分、デッドスペースができてしまい、1人分のスペースが狭く感じるかもしれません。
また、長方形に似た形ですが、人数が増えたときに、長方形の短い辺に椅子を置いて座るような使い方はしにくいでしょう。

伸長型

伸長型とは、天板のサイズを変えられるタイプです。
普段は少人数でも、両親や友人などが訪れて一緒に食事をする機会が多いという方に向いています。
伸長型は、天板の下にサブとして使える天板がある二重式と、普段は折りたたんでおくバタフライ式の二種類が一般的です。
二重式は、天板の中心が伸ばせるようになっており、人数が増えたときに引き伸ばして広くします。
バタフライ式は、折りたたんであるサブの天板を起こしてテーブルを広げる仕組みになっています。

ダイニングテーブルの選び方③:脚の形状

ダイニングテーブルの選び方3:脚の形状

ダイニングテーブルは、脚の形状もさまざまです。
どの形状を選ぶかによって、使い勝手が変わるため、それぞれの特徴について把握しておきましょう。
そこで最後に、3つ目の選び方のポイントとして、脚の形状について解説します。
脚の形状には、主に以下のような種類があります。

●4本脚
●2本脚
●1本脚


それぞれの特徴を把握し、使い勝手の良いものを選びましょう。

4本脚

4本脚が、それぞれダイニングテーブルの角についているタイプです。
四隅を脚で支えるため、安定感があります。
また、天板の長い辺、短い辺のどちらも、脚と脚のあいだに空間があるため、椅子を置きやすい点もメリットです。
しかし、テーブルから離れるときは、椅子をうしろに引くことになります。
したがって、テーブルのまわりのスペースに余裕を持たせて設置する必要があります。
最近は、ベンチ式の椅子も人気がありますが、4本脚のテーブルとはあまり相性が良くありません。

2本脚

天板の両側の短い辺に脚がついているタイプです。
四隅の空間が空くため、出入りがしやすい点と、角に脚がないため大きく椅子を引かなくても良い点がメリットです。
したがって、ダイニングのスペースが狭い場合に、4本脚のよりも設置しやすく、圧迫感を感じにくいでしょう。
また、ベンチ式の椅子との相性が良いタイプです。
しかし、短い辺の部分には椅子を置くことができないため、来客が多いご家庭にはおすすめしません。

1本脚

中央に脚があるタイプで、主に円形のテーブルによく見られます。
1本しか脚がないため、椅子を自由に置くことができ、空間がすっきりと見えるのも魅力です。
しかし、1本脚でテーブルを支えるため、テーブルの端に体重をかけてしまったりすると、不安定になる可能性があります。
また、床に接している部分が大きい点も、1本脚の特徴です。
そのため、4本脚や2本脚よりホコリがたまりやすく、掃除がしにくい点がデメリットです。
また、壁につける配置はできないため、空間に余裕があるダイニングでなければ、設置しにくいでしょう。
このように、サイズや天板の形状が気に入っても、脚の形状によって使い勝手が悪い場合があります。
したがって、ダイニングテーブルを選ぶ際には、どのような椅子を置くのか、来客は多いかなどを考慮し、脚の形状にも注目して決めることが大切です。

まとめ

ダイニングテーブルの選び方として、まずは1人1人が食事をしやすく、空間に圧迫感を与えないサイズにすることが大切です。
また、天板の形状は、使い勝手の良さやダイニングのイメージ、家族構成などに合わせて選ぶと良いでしょう。
さらに、脚の形状は、椅子の置きやすさや、来客が多いかどうかなども考慮して選ぶことをおすすめします。


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