賃貸物件に照明器具が設置されていない!その理由や対処法をご紹介
賃貸物件の内見時に、必ず確認したいポイントの一つが照明器具です。
物件によっては、照明が既に設置されている場合もあれば、そうでない場合もあります。
特に、明るい昼間に内見をおこなうと、照明の有無を見落としてしまうことがあるため、注意が必要です。
この記事では、賃貸物件に照明器具が設置されていない理由や、照明がない場合の対処法、そして選ぶべき照明の種類についてご紹介します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
三次駅周辺の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件に照明器具が設置されていない理由
賃料の安いアパートや、最低限の設備しか整っていない賃貸物件では、照明器具が設置されていないケースがよくあります。
照明は生活に欠かせないものですが、貸主が設置する義務はありません。
なぜ照明器具が設置されていないのか
照明器具が設置されていない物件だからといって、選ぶべきでないと判断するのは早計です。
賃貸物件に照明器具が設置されていないのには、どんな理由があるのでしょうか。
理由①賃貸物件の設備として扱われるため
照明器具が初めから設置されていると、それは賃貸物件の設備と見なされます。
例えば、エアコンが設置されている場合、それが故障した際には管理会社や貸主が修理・交換の責任を負うことになります。
また、照明器具も同様で、設置すると故障時の費用は管理会社やオーナー負担です。
これを避けるために、照明器具をあえて設置しないケースがあるのです。
理由②設置コストの削減
物件の設置コストを抑えるために、照明器具を設置しないこともあります。
理由③入居者の好みに対応するため
照明器具のデザインや電球の色合いは入居者の好みによって異なるため、入居者が自分で選べるようにあえて設置しないこともあります。
リビング用の照明と寝室用の照明で異なるデザインや色合いを選びたいという方にとっては、自分で選べることがむしろ利点になるかもしれません。
照明器具が設置されている場合は貸主のサービス
一方で、初めから照明器具が設置されている場合、それは貸主のサービスと考えられます。
照明器具が設置されているほうが入居率が上がるためです。
照明器具の有無については、入居前に管理会社に確認しておくと良いでしょう。
また、前の入居者が設置した照明器具がそのまま残されている場合もあります。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
三次駅周辺の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件に照明器具が設置されていない場合の対処法
賃貸物件に照明がない場合、どのように対処すべきかを、入居前と入居後の2つのケースに分けてご紹介します。
入居前に照明器具がないときの対処法
不動産会社に照明の有無を確認する
入居前に照明が設置されているかどうか、不動産会社に確認を依頼しましょう。
事前にチェックしておくことで、入居後に「照明がない!」と慌てる事態を防ぐことができます。
入居後に照明器具がないときの対処法
契約書類を確認する
まずは、賃貸借契約書や重要事項説明書を確認しましょう。
特に、重要事項説明書の「設備項目」に照明器具の記載があるかどうかが重要です。
もし、記載がない場合は、自分で照明器具を用意する必要があります。
天井に照明器具が初めから付いていない場合は、基本的に自分で購入する必要があります。
また、退去時には「入居時の状態」に戻す必要があるため、購入した照明器具は退去前に元の状態に戻しましょう。
誤って元の照明器具を処分しないように気をつけてください。
ただし、最初から照明器具が設置されていなかった場合は、この作業は不要です。
管理会社に連絡する
契約書や重要事項説明書に照明が設備として記載されているにもかかわらず、実際に設置されていない場合は、速やかに管理会社に連絡してください。
もし、夜間で管理会社と連絡が取れない場合は、夜間対応可能な連絡先があればそちらに連絡しましょう。
交渉によって照明器具を設置してもらうことも可能
どうしても照明器具を設置してほしい場合は、家賃交渉と同様に、貸主に相談することで対応してもらえる場合があります。
ただし、照明器具は2,000円から3,000円程度と比較的安価であるため、設置しない明確な理由がある場合は交渉が成功しない可能性が高いです。
それでも気になる場合は、相談してみる価値はあるでしょう。
仮に交渉がうまくいかなくても、照明器具の購入・設置費用は高額ではないため、大きな負担にはなりません。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
三次駅周辺の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件に照明器具がない場合どんな種類を選べばいいのか
賃貸物件に照明が設置されていなかった場合、自分で用意する必要があります。
最後に、賃貸物件に設置するいくつかの照明の種類をご紹介します。
種類①シーリングライト
シーリングライトは、賃貸物件で最も一般的に使用される照明器具です。
価格はおおよそ2,000円から4,000円程度で、天井から吊り下げて部屋全体を均一に照らす特徴があります。
多段階調光タイプが多く、部屋の広さに応じて選ぶ必要があります。
例えば、6畳用のシーリングライトを8畳の部屋に使用すると、部屋全体が十分に明るくならない場合があるため、部屋の広さに合ったものを選ぶことが重要です。
シンプルな構造で、簡単に取り付けられるため、一人暮らしや複数部屋がある場合にもコストを抑えられるおすすめの照明です。
なお、店舗で購入するよりも、ネットで購入したほうが価格が安いことあるため、比較してみると良いでしょう。
種類②スポットライト
スポットライトは、デザイナーズ物件やオシャレなカフェなどでよく見られる照明器具です。
価格は7,000円から12,000円程度で、複数のライトの向きを自由に調節できるのが特徴です。
部屋全体を明るくするのには向いていませんが、特定の場所をピンポイントで照らすことができます。
例えば、絵画や観葉植物を照らすなど、インテリアを引き立てる用途に適しています。
部屋の雰囲気をオシャレにしたい方には人気の照明タイプです。
特に、コンクリート打ちっぱなしのような物件には、このタイプの照明がよく合います。
種類③シーリングファン付きライト
シーリングファン付きライトは、名前の通りファンが付いており、空気を循環させることでエアコンの効率を高める効果があります。
価格は5,000円から15,000円程度と幅広く、多くの方がその見た目のオシャレさから使用していますが、重量が5kg以上になるものが多いため注意しましょう。
このタイプの照明を使用する場合、天井にある照明用のコンセントが「ローゼット」形式になっているか確認が必要です。
ローゼット形式でない場合は、天井にネジで固定する必要があり、賃貸物件では勝手に穴を開けることができないため、事前に確認しておくことが重要です。
種類④ペンダントライト
ペンダントライトは、古いアパートやデザイナーズ物件でよく使用される照明器具です。
価格は5,000円から8,000円程度で、3段階調光タイプが多く、部屋の中範囲を照らすのに適しています。
ただし、中央に吊るされた紐が邪魔になりやすい点や、広範囲を照らす能力に欠けるため、実用性よりもデザイン重視の方に向いています。
オシャレな部屋を演出したい場合に選ばれることが多いですが、利便性を求めるなら他のタイプが適しているでしょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
三次駅周辺の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
賃貸物件で照明器具が設置されていない理由は、設備としての修理負担を避けるためや、設置コスト削減、入居者の好みに合わせるためです。
照明がない場合は自分で用意する必要があり、入居前に事前に照明が設置されているかどうか、不動産会社に確認しましょう。
入居後に照明がない場合、契約書を確認し、必要なら管理会社に連絡して対処します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
三次駅周辺の賃貸物件一覧へ進む